同友会青年部全国交流会(青全交)へ参加した人から聞いた話

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「愛とは何か?」という質問があったそうです。 彼は 「それは時間です。」 と答えたそうです。 彼は、星の王子様という絵本が好きで、その中に出てくる名シーンがあって…

岡山同友会青年部に2015年から入部してそろそろ委員長とか副部長とか そういうタイミングの岡山靴屋ブロガーたつ(@tatsuokakaito)です。 終わりましたね。沖縄青全交。(自分は行ってません) その代わり、岡山同友会青年部からはインフォポート合同会社の松山氏が 全岡山の期待を背負って飛び立って行きました。

出会ったのは4年くらい前になるかなぁ。まだ靴屋が表町商店街にあった頃。 確か学生さんと一緒に来て 「地域の人たちと面白いことしたい!」って話で (なんて怪しい人なんだ…!) あと (この学生たちは騙されていないだろうか…???) と心配に思った記憶があります。 そして、当時の松山氏とあった人のほとんどは同じような反応だったと思います。 これは立岡靴工房で製作したオリジナルカラーオーダーの名刺入れ。 インフォポート合同会社のロゴを、靴のレザーを使ってつくりました。

それでもシステムやホームページの仕事を着実にこなしてくれると評判なので 立岡靴工房でも一つ発注しているところ。 IT導入補助金が募集期間の延長をするとのことで、申請することにしました。   自分で来てもらっておいて、なんですが。彼が仕事してるところを初めて見た。 仕事意外の場所で出会う人なんて、お互い意外とそんなもんかもしれないですけどね。    

そんな松山氏ですが、来年(2019年)の岡山同友会青年部の部長予定者として立候補していて 沖縄青全交でのレポートをfacebookに投稿していました。 文章が熱いです。そして長い!専門用語が多く同友会を知らない人には読みにくい。 でも参加して良かった。という熱は伝わってくるし 同友会のことが好きなんだなぁ。と思わせる内容です。   彼の投稿をみて思いました。 経営者はとにかく想いを伝えないといけない。 自分は世の中をこうしたい。仲間にはこうなって欲しい。 少しながくなりますが、全文引用します。

【大成功したからこそ「まだまだ」だと知りました】

沖縄4泊5日の旅が終わりました。

ここで忘れないうちに振り返りをしておきます。

■「大成功」した報告

私の報告は

・落ちこぼれから社長になった経緯

・社員さんのおかげでとても成長できた話

・ゲームのように楽しく成長できる仕組みをITでつくっていきたい

というようなものでした。

とくに

「誰も排除しない、落ちこぼれでも活躍できる仕組みを愛のあふれるITで創る」

というところに共感いただいたと思います。

全国大会での報告は思ったよりも

緊張せず、楽しめました。

それは、「準備」ができたからです。

スキマ時間に自分の報告の録音を

Bluetoothで何度も聴いて

かぶせ練習を行いました。

そして、経営者仲間や社員さん達は

自分自身では気づかない印象や

改善点、笑顔の少なさをズバズバ

言ってくれました。

前回の岡山報告者片岡さんは

プレ報告(練習)を30回やった事で

有名ですが、私は4月の岡山報告から

カウントすると300回は練習しています。

「プレゼンは準備が9割」

まさに実感する全国報告でした。

■全国大会での気付き

中小企業家同友会青年経営者全国交流会in沖縄(セイゼンコー)では、

全国レベルのモンスターがいっぱいいました

とくに3人の方。

まず、一緒に報告した愛知の佐藤さん。

圧倒的なカリスマ性と強烈な個性は

私には無いものでめっちゃカッコ良かった!

でも実はその水面下で「疲れたと言わない」

「清潔感を持つ」などの経営者の姿勢が

さらにめちゃめちゃカッコ良かった!

佐藤さんの「経営は愛だ!」はさっそく

TTP(徹底的にぱくる)させてもらいましたw

次に、2日めに全体報告された宮崎さん。

二日酔いで眠い青年経営者が一気に

目の覚めるベテランならではの

めちゃめちゃ本質を突いたお話でした。

しかもウィットに富んだジョークを

交えながら…w

とくに

「主流になったからって安心したら終わり。

 異端で居続けなさい!」

というメッセージはシビれました。

いつかは、この方のようになりたい!

最後は琉球補聴器の森山さん。

兵庫の報告者はっしーに突然誘われて

急遽会社訪問させていただいたんですが…

すごい!!すごすぎる!!

日本で一番大切にしたい会社大賞に

選ばれた朝礼を見学して思わず

この会社に入りたい!って思いました。

一番感動したのが、この朝礼は社員

さんが自ら考え企画していること。

まさに主体性です!

そして、そのきっかけになったのが

森山社長に対する社員さんのダメ出し

だったとのこと。そこに真摯に向き合い

信頼を獲得した経営者の姿勢。

自分はそこまで社員さんに向き合えて

いるのか、と自問しました。

この3人以外にもモンスターがごろごろ

いるセイゼンコー。。。

セイゼンコーの一番の価値は、その誰もが

「聴いたらめっちゃ親切に全部教えてくれる」

ことだと思います。

決算書や課題をどう解決したかまで

懇切丁寧に教えてくれます。

めっちゃ助かるー!!

■報告者としての「役得」

今回、全国大会で報告して主に3つの

役得(やってよかったこと)がありました。

1つ目は「人脈が広がる」ということ。

セイゼンコーの報告者は、甲子園出場

したような感じで一目を置かれます。

いろんなところでチヤホヤしてくれますw

(もちろんその分今後も資質が問われ

続けるんですが…変なことできませんw)

2つ目は「自分の事業の棚卸しができる」

日々の経営に追われると、今までと

これからについてなかなか客観的に見る

機会が失われてしまいます。

プレ報告という形でアウトプットし、

社員さんや経営者仲間から

愛のあるフィードバックをしてもらい、

報告をさらに再構築する。

これを続けると、会社のやるべき課題が

見えてきます!

3つ目は「絆ができる」ということ。

一つのものをつくりあげるために本気で

ぶつかりあった仲間は一生の宝ものです。

遠慮なく本気でぶつかったからこそ

信頼できるパートナーが増えます。

報告の後も兵庫・東京の同友会仲間に

お誘いいただき最高の時間をいただきました。

これら3つを全国規模でやれる。

これがセイゼンコーの役得かなと思います。

もちろん報告者でなくても、座長や室長

・グループ長でも関わった時間だけ

役得はあります。

私の役割はこれを松山で終わらせないこと。

次の世代につなげることです。

■まとめ

ということで、私の報告は大成功した

んですが、だからこそ次の課題が見えて

来ました。

堺正章西遊記パート1で天竺に

着いたと思ったら実は妖怪の幻で

天竺はまだまだ遠かった的な感じです。

(すいません、マニアックな例えでw)

経営者って本当に楽しい「ゲーム」です。

決して終わらない。

モンスターはたくさんいる。

そして学び合う仲間がいる。

今日から新たな気分でがんばります!!

    なんか最近ふと思いました。 発信することは、とても大事なんだけど「自分は苦手」って言う人がいます。 でも、それに対する唯一の方法は練習するしかないんですよね。 「人前でうまく話せない」ならうまく話せるようになるまで練習する。 人前で話す必要がなかったり、本当に興味がなければそれでもいいんですが 仕事でも家庭でもプライベートでもなんでもいいんですが、何かを伝えたいときには 伝える技術ってある程度は練習しないとうまくできないし 伝える内容も自分が深く考えて理解していないと、相手にうまく伝わらない。   松山氏がこの投稿の中で

■報告者としての「役得」

2つ目は「自分の事業の棚卸しができる」

日々の経営に追われると、今までと

これからについてなかなか客観的に見る

機会が失われてしまいます。

  この部分、自分も何度か彼の練習に行きました。 「ここわかりにくかった」 とか 「その話は必要ないんじゃないか。他の話をもっと聞きたい」 とか 言われる方はせっかく準備して来た話に指摘されまくるので嫌だと思いますけど その成果もあって、いわゆる全国大会への切符を手にしたわけです。     とにかく相当な量の練習と指摘される。と繰り返して来たということです。     自分の仕事についてもそうだし、生活することについても日々の忙しさに 客観的に見ることが難しくなってくる。それを第三者から指摘してもらう。 これを会社の経営について置き換えて、お互いに切磋琢磨する同友会って ムッチャ勉強になる会だなぁと、青全交に参加してないけど感じています。 これも松山氏のレポートや他の人の発信があったから。 あとは参加した人のキュレーションです。こんな雰囲気なんだな〜って伝われば。 (自分は参加してないので、せめてもの)

バーベル上げて宣伝してる人おった!

同友会は自分自身に鎧を纏ってくると反対に負けちゃう...なかなか無い特別な存在の団体である。

「運営を語る会」ではなく「経営を語る会」であり、経営を戦わせる事!が同友会である。運営の方に流れがちになるのは、経営より楽だから!

「学びと距離は比例する」

沖縄へ学んでいる時も、メシを食べてる時も...社員さんや協力会社さんは、一生懸命に働いて頂いている。

その時間を無駄にせずに、しっかり持って帰り実践する。遠ければその分必死ですよね!

そんな想いを持った経営者1300人が、貴重な時間と、お金を使って、切磋琢磨する為に毎年1つの場所に集まる🗾

時にハンパないスケール感で、結果をバリバリ出している同世代が、ココにはたくさんいる。

この最後の方は熱いですね! 投稿を一部引用しました。   「運営を語る会」ではなく「経営を語る会」であり、経営を戦わせる事!が同友会である。運営の方に流れがちになるのは、経営より楽だから!   立岡靴工房は社員はいませんが、今後メンバーが増えることがあった時に 同友会で学んだことが活きてくるのかな。と思いました。     ちなみに冒頭の星の王子さまのくだりは松山氏のことです。 「バラとたくさんの時間を過ごしたことが愛。という話が好きでね〜」って言うので (意外といいやつかもしれない)と思いました。   インフォポート合同会社 http://info-port.jp/